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電動昇降デスクの選び方 — FLEXISPOT E7とEF1、価格差の中身

公開: 2026年7月21日/更新: 2026年7月26日|DESK LAB 編集部
立ち姿勢の高さまで上げたFLEXISPOT E7昇降デスクをワンルームに設置したイメージ
設置イメージ(AI生成・実商品の写真を元に作成)

電動昇降デスクの比較記事は多いですが、実際に見るべきポイントは3つに絞れます。脚の駆動方式、耐荷重、メモリ機能です。この記事では定番のFLEXISPOT E7(63,800円)とEF1(30,800円)を例に、価格差の中身を分解します。

まず「脚」で決まる。天板は後から変えられる

昇降デスクの価格と性能は、ほぼ「脚」で決まります。天板は後からいくらでも替えられます。

昇降デスクの本体は脚です。多くのモデルは天板と脚を別々に選べるため、先に脚のグレードを決めて、天板は好みとサイズで選ぶのが基本の順番。

失敗しやすいのは、天板の見た目から先に選んでしまうこと。脚の方式は大きく3つあります。

電動の中でも、モーターが1つの「シングルモーター」と、左右の脚に1つずつ入る「デュアルモーター」に分かれます。デュアルの方が昇降が安定し、重い機材を載せたときの余裕も大きくなります。

耐荷重は「機材の重さ+α」で考える

耐荷重は「載せる機材+天板の重さ」で消費されます。数字は余裕を持って見ましょう。

耐荷重は天板そのものの重さも含めて消費されます。デュアルモニター、モニターアーム、デスクトップPC——載せる予定があるなら、合計は意外と重くなります。

メーカー公称値でいうと、E7は耐荷重125kg、EF1は50kg。一般的なノートPC+モニター1枚の構成ならEF1でも十分です。

ただし将来デュアルモニターや無垢材の重い天板にする可能性があるなら、耐荷重の余裕は保険になります

メモリ機能は「あると使う」機能

メモリ機能の有無が、立ち座りの切り替え頻度を左右します。

メモリ機能は、座り姿勢と立ち姿勢の高さを登録しておき、ボタン一発で呼び出せる機能です。なくても使えますが、毎回高さを微調整するのは地味にストレス。

メモリがないと立ち座りの切り替え頻度が目に見えて落ちます。昇降デスクを「立って使う」ために買うなら、メモリ付きを選ぶ価値は大きいです。

E7とEF1、実売価格で比較する

価格差は約33,000円。その中身は「モーター数・耐荷重・剛性」です。

楽天の実売価格で、E7が63,800円、EF1が30,800円。差額は約33,000円です。

この差の中身は主に、モーター数(デュアルかシングルか)、耐荷重の余裕、フレームの剛性——この3つに集約されます。

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選び方の目安はシンプルです。

「まずEF1で試して、合わなければ売る」という考え方もありますが、昇降デスクは一度慣れると戻れない類の家具です。予算が許すなら最初からE7、迷ったら機材の重さで決めてください。

POINT

差額約33,000円の中身は「モーター数・耐荷重・フレーム剛性」。重い機材を載せる予定や長く使う前提ならE7、まず試したいならEF1が目安です。

買う前に確認しておくこと

脚を選んだら、あとは搬入・組み立て・配線の3点を確認するだけです。

注意

電動昇降デスクは天板が動くぶん、ケーブルに昇降分の「遊び」が必須です。配線の設計だけは、買う前に決めておくと後戻りがありません。

昇降デスクは「買って終わり」ではなく、立って使う習慣とセットで初めて元が取れる家具です。届いた日にメモリへ立ち姿勢の高さを登録して、午前か午後のどちらかは立って作業する、といった運用ルールまで決めてしまうのがおすすめです。

導入後に多い「使わなくなる」を防ぐ

昇降デスクの最大の失敗は、故障でも価格でもなく「立たなくなること」です。

買った直後は面白がって上げ下げするものの、1ヶ月もすると座りっぱなしに戻る——これがいちばん多い結末です。理由はシンプルで、立つきっかけが生活の中に用意されていないから。

続いている人がやっているのは、だいたい次のどれかです。

逆に言えば、メモリ機能付きを選び、配線を昇降に耐える形で組んでおけば、続く確率はかなり上がります。配線整理で余長を持たせておくのが、昇降デスクを活かす前提条件です。

よくある質問

組み立ては一人でできますか?

できますが、天板を脚に載せる工程だけは二人いたほうが安全です。電動昇降デスクの脚部は金属の塊で、モデルによっては片側だけで15kg前後あります。

一人で作業する場合は、天板を床に裏返しに置き、その上に脚を載せてネジ止めしてから、最後に全体を起こす手順が現実的です。起こす瞬間がいちばん重いので、無理をしないでください。

マンションで使っても、階下に音は響きませんか?

昇降そのものはモーター音が数秒鳴る程度で、床に振動を伝えるような動作ではありません。

気にするとすれば、立った状態でキーボードを強く打つときの振動や、椅子の出し入れのほうです。カーペットやチェアマットを敷いておくと、そちらの対策になります。

耐荷重ぎりぎりで使うと壊れますか?

すぐ壊れるわけではありませんが、余裕を持たせるのが基本です。耐荷重は「静かに載せた状態」の値で、上げ下げのたびにモーターへ負荷がかかります。

モニター2枚・PC本体・スピーカーを載せると、意外と早く50kgに近づきます。載せる予定の機材を実際に足し算して、耐荷重の7割程度に収まるモデルを選んでおくと安心です。

ここで紹介した構成は、ビルダーでそのまま組み替えられます。
合計金額を見ながら、自分の予算に合わせて調整してください。

この構成を自分用に組み替える → ビルダーへ

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祐川 良太 DESK LAB 運営/北海道札幌市

実際に在宅で仕事をしながらデスクを組み替えてきた立場から、「どういう人には必要で、どういう人には要らないか」を基準に書いています。価格・仕様は執筆時点のものです。

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