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ゲーミングチェアとメッシュチェア、どっちにする?

公開: 2026年7月21日/更新: 2026年7月26日|DESK LAB 編集部
AKRacingのゲーミングチェアとオカムラ・シルフィーのメッシュチェアを並べた比較イメージ
設置イメージ(AI生成・実商品の写真を元に作成)

チェア選びの記事はスペック比較になりがちですが、ゲーミングチェアとメッシュチェアの分かれ目は、実は椅子側ではなく自分側の条件にあります。汗をかきやすいか、部屋は暑いか、1日何時間座るか。この3つでほぼ決まります。

判断基準①: 体質と部屋の温度

最初の分かれ目は「汗をかきやすいか」「部屋が暑いか」。ここでメッシュかレザーかがほぼ決まります。

ゲーミングチェアの多くはレザー系(合成皮革)の張り地です。包まれ感がある一方、通気性はメッシュに劣ります。

汗をかきやすい人、夏場にエアコンを控えめにする部屋、南向きで暑くなる部屋なら、メッシュが無難です。逆に、冬の寒さが厳しい部屋や、エアコンで室温を一定に保てる環境なら、レザー系のデメリットはかなり小さくなります

判断基準②: 1日の座り時間

座る時間が長い人ほど、高機能メッシュの体圧分散が効いてきます。

座る時間が長いほど、体圧分散と背面のフィット感の差が効いてきます。1日8時間以上座るなら、メッシュ系の高機能チェアが候補に入ります。定番はこのあたりです。

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Ergohuman プロ2は154,000円、オカムラ シルフィーは132,990円。決して安くありませんが、毎日8時間×数年使う道具として時間割りで考えると、1日あたりのコストは数十円台に落ちます。

チェアは「使用時間が最も長い家具」なので、予算配分では最優先に置くのが定石です

判断基準③: 休憩のスタイル

「座ったまま仮眠する派」ならゲーミング、「席を立つ派」ならリクライニングは不要です。

ゲーミングチェアの強みは深いリクライニングです。休憩のたびに背を倒して仮眠するタイプの人には、メッシュのオフィスチェアより明確に快適。

逆に「休憩は席を立つ派」なら、リクライニングの深さはほぼ使わない機能になります。

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AKRacing Pro-X V2は58,330円。ゲーミングチェアの中では上位の定番で、リクライニングと包まれ感を重視するならまず候補になるモデルです。

POINT

分かれ目は椅子側ではなく自分側の条件。「汗をかきやすい・部屋が暑い・長時間座る」ならメッシュ「仮眠する・包まれ感が欲しい」ならゲーミングです。

結論: 迷ったらこう決める

3つの判断基準を、そのまま結論の早見表にまとめます。

なお両者の中間として、メッシュ系でありながらゲーミング寄りの機能(深めのリクライニングやフットレスト)を取り込んだCOFO Chair Premium(99,800円)のようなモデルも増えています。「通気性は欲しいが、休憩の快適さも捨てたくない」人はこの系統も候補に入れてください。

価格帯の全体マップ

チェアの価格帯は、入門・中堅・上位のおおまか3層に分かれます。

実売価格で見ると——GTRACING(21,800円)などの2万円台が入門層。AKRacing Pro-X V2(58,330円)の5万円台が中堅層。そしてCOFO(99,800円)、オカムラ シルフィー(132,990円)、Ergohuman プロ2(154,000円)の10万円前後〜15万円台が上位層です。

層をまたぐと座り心地の質が変わり、同じ層の中ではデザインと機能の好みの差、と捉えると選びやすくなります。

チェアは試座できると失敗が減ります。近くに試座できる店舗があるなら、購入前に一度座ってみてください。試座で見るのは「座面の高さ」「腰のサポートが当たる位置」「肘置きの高さ」の3点。予算全体の中でのチェアの位置づけは、予算別の構成テンプレでも整理しています。

買う前に必ず測っておく3つの寸法

椅子の失敗の多くは、座り心地ではなく寸法の見落としです。

① 座面の高さ(最低値)。カタログの座面高は幅で書かれていますが、重要なのはいちばん低くしたときの数値です。ここが自分の膝下の長さより高いと、足が浮いて腰に来ます。身長160cm前後の人は、最低座面高40cm以下を目安にすると外しにくくなります。

② 座面の奥行。深すぎると、背もたれに寄りかかったときに膝裏が座面の縁に当たります。お尻を奥まで入れた状態で、膝裏と座面のあいだに指2〜3本入るのが目安です。ゲーミングチェアは全体に大きめの設計が多いので、小柄な人は特に確認してください。

③ 設置に必要な床面積。リクライニングを倒したときの後方スペースと、キャスターが動く範囲が要ります。ゲーミングチェアは脚部が大きいので、6畳の部屋だと想像より場所を取ります。

この3つをメジャーで測ってから選べば、届いてから「合わない」と気づく事故はほぼ防げます。

よくある質問

結局、腰にいいのはどちらですか?

形状よりも「調整できるかどうか」で決まります。ランバーサポートの位置と強さを自分の腰のカーブに合わせられるモデルなら、どちらの系統でも腰を支えられます。

ゲーミングチェアは腰用クッションが付属することが多く、メッシュチェアは背もたれの張りで支える設計が多い、という違いです。自分の体で合わせられるほうを選んでください。

夏はやっぱりメッシュのほうがいいですか?

暑がりの人、エアコンをあまり使わない部屋では、メッシュが有利です。背中とお尻に空気が通るので、蒸れの体感がかなり違います。

逆に冷房の効いた部屋で長時間座る人や、冷えやすい人にとっては、メッシュのスカスカ感が寒く感じることもあります。部屋の温度環境とセットで考えてください。

実店舗で試座せずに買っても大丈夫でしょうか?

上の3寸法を測って選べば、大きな失敗は避けられます。ただし座面の硬さと背もたれの当たり方だけは、数値からは分かりません。

可能なら、同じシリーズを置いている店舗で一度座ってみるのが確実です。それが難しい場合は、返品条件を確認したうえで購入するのが現実的な保険になります。

ここで紹介した構成は、ビルダーでそのまま組み替えられます。
合計金額を見ながら、自分の予算に合わせて調整してください。

この構成を自分用に組み替える → ビルダーへ

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祐川 良太 DESK LAB 運営/北海道札幌市

実際に在宅で仕事をしながらデスクを組み替えてきた立場から、「どういう人には必要で、どういう人には要らないか」を基準に書いています。価格・仕様は執筆時点のものです。

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